妻の通っている作業所の家族会の飲み会があった。
所長、指導員と家族代表の合計八人。私が一番若い。
途中までは和気藹々と進んだが、懸案の話に及ぶと所長側と私たちの家族側の態度の違いが明らかになってしまった。
所長さん側は、どうも感情的になりすぎているような気がする。
その感情的なものに巻き込まれるのはしんどいばかりだ。
ただ、私も酔っぱらってずいぶんと失礼な発言をしてしまったような気がする。
まあしかし、こういう飲みもいい経験だったかもしれない。
所長、指導員と家族代表の合計八人。私が一番若い。
途中までは和気藹々と進んだが、懸案の話に及ぶと所長側と私たちの家族側の態度の違いが明らかになってしまった。
所長さん側は、どうも感情的になりすぎているような気がする。
その感情的なものに巻き込まれるのはしんどいばかりだ。
ただ、私も酔っぱらってずいぶんと失礼な発言をしてしまったような気がする。
まあしかし、こういう飲みもいい経験だったかもしれない。
良い幻聴
2004年6月10日最近は二日おきに見舞いに行っている。
妻の表情も日に日に明るくなってきている。
まだ幻聴はあると言うが、励ますような良い幻聴に変わってきているという。
良い幻聴が出てくるというのは、退院も近いというサインだ。
妻の表情も日に日に明るくなってきている。
まだ幻聴はあると言うが、励ますような良い幻聴に変わってきているという。
良い幻聴が出てくるというのは、退院も近いというサインだ。
出口が見えた
2004年6月8日夕方、妻の見舞いに行った。
閉鎖病棟から開放病棟に移っていた。
二日前には取り乱したりして心配していたが、
今日の妻はとても落ち着いているように見えた。
まだ小さな波もあるかもしれないが、退院への出口が見えてきた感じだ。
閉鎖病棟から開放病棟に移っていた。
二日前には取り乱したりして心配していたが、
今日の妻はとても落ち着いているように見えた。
まだ小さな波もあるかもしれないが、退院への出口が見えてきた感じだ。
一時帰宅
2004年6月5日病院から許可が出たので、妻は外泊することになった。
買い物をして、レンタルビデオを観て、ゆっくりすごしている。
妻はまだ不安が大きいようだが、まあ、まずまずだ。
買い物をして、レンタルビデオを観て、ゆっくりすごしている。
妻はまだ不安が大きいようだが、まあ、まずまずだ。
気分転換方法
2004年6月4日寝ても疲れが取れません。
仕事のやる気も起きません。
でも、第三弾仕事の締め切りは確実に迫ります。
気分転換したい。それには、
おいしいものを食べる
酒を飲む
運動する
温泉にでも行く
映画を観る
風俗・・・
結局、今日も何もせずにカレーを食べたのでした。
※何か、聴いたら気合いの入るような曲は知りませんか?
仕事のやる気も起きません。
でも、第三弾仕事の締め切りは確実に迫ります。
気分転換したい。それには、
おいしいものを食べる
酒を飲む
運動する
温泉にでも行く
映画を観る
風俗・・・
結局、今日も何もせずにカレーを食べたのでした。
※何か、聴いたら気合いの入るような曲は知りませんか?
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2004年6月3日 時事ニュース コメント (1)妻の手紙
2004年6月2日夕方、妻の見舞いに行った。
幻聴はだいぶんなくなってきたようだが、不安はなかなか消えないようだった。
引き続いて、離婚されることを心配している。
そういった不安な思いを打ち消したいのだろうか、毎日妻から手紙が届くが、今日は直接渡された。
家事をさぼったり遊び回ったりしたあげく入院してしまい、私の足を引っ張ってばかりであること。
妻が私を引き留められる要素は何一つ持っていないこと。
私が別の健康な女性と結婚していたら、子供をもうけて幸せな生活をしているだろうこと。
私が違う人と結婚した方がよかったのではないかということ。
心配ないから気にせずに、今はゆっくり休むのが仕事だと伝えた。
でも、この内容にはとても参ってしまった。
正直、妻が書いたことについて考えたのは、一度や二度ではなかったからだ。
先週は調子が良さそうだったので、すぐに退院できると見込んでいたが、これは少し退院は延びるかもしれない。
幻聴はだいぶんなくなってきたようだが、不安はなかなか消えないようだった。
引き続いて、離婚されることを心配している。
そういった不安な思いを打ち消したいのだろうか、毎日妻から手紙が届くが、今日は直接渡された。
家事をさぼったり遊び回ったりしたあげく入院してしまい、私の足を引っ張ってばかりであること。
妻が私を引き留められる要素は何一つ持っていないこと。
私が別の健康な女性と結婚していたら、子供をもうけて幸せな生活をしているだろうこと。
私が違う人と結婚した方がよかったのではないかということ。
心配ないから気にせずに、今はゆっくり休むのが仕事だと伝えた。
でも、この内容にはとても参ってしまった。
正直、妻が書いたことについて考えたのは、一度や二度ではなかったからだ。
先週は調子が良さそうだったので、すぐに退院できると見込んでいたが、これは少し退院は延びるかもしれない。
すぐに夕ご飯が食べられるようにと、カレーを作ったのだが、いささか作りすぎてしまった。後悔している。
日曜の夜から、朝と夜は毎食カレーを食べているが、6/4段階でもまだまだ残っている。
カレーの食べ過ぎで、どうも胸焼けがする。
最近元気が出ないのも、カレーを食べ過ぎたせいか。
妻がいたならもう少しバリエーションのある食事が取れるだろうに。
妻のありがたみをかみしめて?、今日もまたカレーを食べる。
日曜の夜から、朝と夜は毎食カレーを食べているが、6/4段階でもまだまだ残っている。
カレーの食べ過ぎで、どうも胸焼けがする。
最近元気が出ないのも、カレーを食べ過ぎたせいか。
妻がいたならもう少しバリエーションのある食事が取れるだろうに。
妻のありがたみをかみしめて?、今日もまたカレーを食べる。
所長を励ます
2004年5月31日妻の行っている作業所の所長さんから電話がかかった。
家族会の会長さんに相談したいことがあるとのこと。
私はなぜか、一月前に家族会の会長になってしまっていた。
仕事が忙しいからと辞退したかったが、断り切れなかった。
私もしんどいが、他にやれそうな人がみあたらなかった。
まあでも、そんなに仕事はないだろうと思っていた。
まずは、私が妻の状態を報告してから、本題に入った。
話の内容は、所長さんの上にいるワンマン会長とうまくいかず、作業所の運営の妨げになるからこの状態をなんとかしたいということだった。時折、涙を浮かべながら話をしていた。
所長さんの話は脱線して要領を得なく、ぐったりとしてしまった。
でも、私のほぼ倍の歳の所長さんが、私を頼ってきている。
なんとか解決策をと考えながら話を聞いていた。
話が一通り終わったときに、三時間以上経っていた。
そして・・・打開策について何か考えなくてはならなくなった。
また一つ宿題が増えてしまった。
家族会の会長さんに相談したいことがあるとのこと。
私はなぜか、一月前に家族会の会長になってしまっていた。
仕事が忙しいからと辞退したかったが、断り切れなかった。
私もしんどいが、他にやれそうな人がみあたらなかった。
まあでも、そんなに仕事はないだろうと思っていた。
まずは、私が妻の状態を報告してから、本題に入った。
話の内容は、所長さんの上にいるワンマン会長とうまくいかず、作業所の運営の妨げになるからこの状態をなんとかしたいということだった。時折、涙を浮かべながら話をしていた。
所長さんの話は脱線して要領を得なく、ぐったりとしてしまった。
でも、私のほぼ倍の歳の所長さんが、私を頼ってきている。
なんとか解決策をと考えながら話を聞いていた。
話が一通り終わったときに、三時間以上経っていた。
そして・・・打開策について何か考えなくてはならなくなった。
また一つ宿題が増えてしまった。
今日も夕方に妻から電話があったが、きのうと違って落ち着いていた。
ここ半年間なかったような、穏やかな口調だった。
先週は私も気が気でなかったが、これからは少し穏やかに過ごせるかもしれない。
今週末は少し息抜きをしたいなあと思う。
本当は南の島にでも行ってみたいけど、そんな時間もお金もないので、ドライブにでもでかけようか。仙台、山形方面にでも・・・
また、いつもの温泉旅行で終わりになってしまうかもしれないけれど。
ここ半年間なかったような、穏やかな口調だった。
先週は私も気が気でなかったが、これからは少し穏やかに過ごせるかもしれない。
今週末は少し息抜きをしたいなあと思う。
本当は南の島にでも行ってみたいけど、そんな時間もお金もないので、ドライブにでもでかけようか。仙台、山形方面にでも・・・
また、いつもの温泉旅行で終わりになってしまうかもしれないけれど。
まだ勤務時間中の夕方四時に妻から電話がかかってきた。
妻は取り乱して、泣き出さんばかりだった。
やはり、私が妻に愛想尽かして別れられることを気にしている。
その不安が募って電話してきたようだった。
いつも通り、心配ないと答えたが、不安な状態は少し落ち着いただろうか。
幻聴の内容が変わってきたのだろうか。
いずれ、聞こえてきたことを、ネガティブにとらえてしまうのだろう。
病気のせいなのか、妻の性質によるものなのか。
妻は取り乱して、泣き出さんばかりだった。
やはり、私が妻に愛想尽かして別れられることを気にしている。
その不安が募って電話してきたようだった。
いつも通り、心配ないと答えたが、不安な状態は少し落ち着いただろうか。
幻聴の内容が変わってきたのだろうか。
いずれ、聞こえてきたことを、ネガティブにとらえてしまうのだろう。
病気のせいなのか、妻の性質によるものなのか。
落ち着く
2004年5月25日入院して一週間、妻もやや落ち着いてきたようだ。
変わらず幻聴は聞こえてくるということだが、それが幻聴だとわかるようになってきたようだ。
私もちょっと一安心だ。
仕事はまだあまり進まずだが、頑張ろう。
変わらず幻聴は聞こえてくるということだが、それが幻聴だとわかるようになってきたようだ。
私もちょっと一安心だ。
仕事はまだあまり進まずだが、頑張ろう。
仕事のこと
2004年5月24日日曜日締め切りの仕事があった。
しかし、まだほとんどできていない。
とりあえず、少し先延ばししてもらうように連絡を入れた。
今週は見ての通りで、確かに仕事をするための時間は少なかった。
でも、残りの時間を集中すればできたかもしれない。
でも、集中できるだけの精神状態ではなかったかもしれない。
でも、このことを理由に怠けていただけなのかもしれない。
でも、こんな時まで仕事をしなくてもいいのかもしれない。
でも・・・
今週は仕事をきっちりやらなくてはならないことは確かだ。
しかし、まだほとんどできていない。
とりあえず、少し先延ばししてもらうように連絡を入れた。
今週は見ての通りで、確かに仕事をするための時間は少なかった。
でも、残りの時間を集中すればできたかもしれない。
でも、集中できるだけの精神状態ではなかったかもしれない。
でも、このことを理由に怠けていただけなのかもしれない。
でも、こんな時まで仕事をしなくてもいいのかもしれない。
でも・・・
今週は仕事をきっちりやらなくてはならないことは確かだ。
妻の不安
2004年5月23日朝から何度も電話がかかってくる。
周りからは悪口を言われていると思いこみ、また、寝る以外は何もすることがないと言って妻はかけてくる。
この頃は症状を訴えるとともに、不安も訴えるようになった。
それは、退院後に離婚を切り出されるのではないかということ。
今回の入院を、病気が再発したとはまだ理解できてなくて、主婦としての怠慢の罰があたったのだと思いこんでいる。
心配するな、まずはゆっくり休むことが一番だ。
と伝えてもなかなか不安は消えないようだ。
周りからは悪口を言われていると思いこみ、また、寝る以外は何もすることがないと言って妻はかけてくる。
この頃は症状を訴えるとともに、不安も訴えるようになった。
それは、退院後に離婚を切り出されるのではないかということ。
今回の入院を、病気が再発したとはまだ理解できてなくて、主婦としての怠慢の罰があたったのだと思いこんでいる。
心配するな、まずはゆっくり休むことが一番だ。
と伝えてもなかなか不安は消えないようだ。
やや持ち直し
2004年5月22日面会に行った。
鍵が二カ所かかっているところを通って、病室に入っていく。
妻はいくぶんか自分を取り戻したようだった。
ベットにくくりつけは解除されていた。
しかし、普通の思考と、症状とが斑模様で現れている。
私がなるべく差し障りのない話にしようとしても、
妻自身のことがテレビに出ていなかったか、と尋ねてきたりする。
鍵が二カ所かかっているところを通って、病室に入っていく。
妻はいくぶんか自分を取り戻したようだった。
ベットにくくりつけは解除されていた。
しかし、普通の思考と、症状とが斑模様で現れている。
私がなるべく差し障りのない話にしようとしても、
妻自身のことがテレビに出ていなかったか、と尋ねてきたりする。
原因
2004年5月21日妻の主治医と話をした。
あまり病状のことについては聞かなかったが、得られた情報は、
薬が弱かったかもしれないこと(だけ)だった。
たしかに、この頃はあまりごろごろしていなかった。
ただ、このことを薬がうまくなじんできたのだと思いこんでいた。
去年の11月くらいから活動的になって、インターネットで仲間を作ったり、遊びに行ったりしていた。
また、今年の2月くらいからは、えらくとげとげしい態度をとることが多くなった。
いずれ、妻にしては、この半年間は動きすぎたということだったのだろう。薬が弱かったことがそれを促進させたということだろう。
私がこの頃忙しかったために、あまり話をすることができなかったこと、生活リズムがずれてしまったことも原因の一つとしてあるかもしれない。
あまり病状のことについては聞かなかったが、得られた情報は、
薬が弱かったかもしれないこと(だけ)だった。
たしかに、この頃はあまりごろごろしていなかった。
ただ、このことを薬がうまくなじんできたのだと思いこんでいた。
去年の11月くらいから活動的になって、インターネットで仲間を作ったり、遊びに行ったりしていた。
また、今年の2月くらいからは、えらくとげとげしい態度をとることが多くなった。
いずれ、妻にしては、この半年間は動きすぎたということだったのだろう。薬が弱かったことがそれを促進させたということだろう。
私がこの頃忙しかったために、あまり話をすることができなかったこと、生活リズムがずれてしまったことも原因の一つとしてあるかもしれない。
暴れる
2004年5月20日夕方、携帯に電話が入った。
病院の先生からだった。
妻は突然、医者や看護士のいる詰め所に入ってきて、書類をひっくり返したりして暴れたのだという。また、看護士にパンチを食らわしたという。
テレビで自分のことがニュースにされ、病院が取材を許可したものだと思いこんだということらしかった。
以来、妻はベットにくくりつけられているという。
ここまで支配されているとは思ってもみなかった。
病院の先生からだった。
妻は突然、医者や看護士のいる詰め所に入ってきて、書類をひっくり返したりして暴れたのだという。また、看護士にパンチを食らわしたという。
テレビで自分のことがニュースにされ、病院が取材を許可したものだと思いこんだということらしかった。
以来、妻はベットにくくりつけられているという。
ここまで支配されているとは思ってもみなかった。
支配される
2004年5月19日火曜日に病院に連れて行った時、まさか入院になるとは思ってもいなかった。
多少幻聴があったとしても、病気の症状が出ているという風にとっていたようなのだが、今回は現実にあったことだと思いこんでいるようだった。
先生を前にしても何度も同じ話を繰り返すばかり。
すっかり幻聴に支配されてしまっていた。
先生が入院を勧めてきた。
私もちょっと悩んだが、家にいるよりも、病院の方がゆっくり休めるだろうと思ったので、入院を妻に勧めた。
しかし、妻はあくまでも自宅にいることを望んだ。
結局、保護入院ということで、私が同意書にサインをした。
月曜日の夜、妻は寝られずにひたすら上から聞こえてくる悪口に耐えていたこと、まったくわからなかった。
多少幻聴があったとしても、病気の症状が出ているという風にとっていたようなのだが、今回は現実にあったことだと思いこんでいるようだった。
先生を前にしても何度も同じ話を繰り返すばかり。
すっかり幻聴に支配されてしまっていた。
先生が入院を勧めてきた。
私もちょっと悩んだが、家にいるよりも、病院の方がゆっくり休めるだろうと思ったので、入院を妻に勧めた。
しかし、妻はあくまでも自宅にいることを望んだ。
結局、保護入院ということで、私が同意書にサインをした。
月曜日の夜、妻は寝られずにひたすら上から聞こえてくる悪口に耐えていたこと、まったくわからなかった。